スポンサード リンク

2015年01月04日

高齢者スポーツ 意義・効果を増すてめの指導上注意点

高齢者スポーツの意義は多義的で効果も多く考えられる。それらをまし、かつ安全性を保つための指導上の留意点を・注意点について述べた。


「高齢者にスポーツを指導する上での注意すべき点を運動前,運動中,運動後に分けて説明せよ」
 授業で取り上げたトランスセオレティカルモデルのように,運動を行っていない非関心期〜行動変化から6カ月以上の維持期まで分類することができる。そして,各ステージにより有効的な戦略例がある。また高齢者にスポーツを指導する上で,運動前,運動中,運動後にそれぞれ注意すべきことがある。以下それを記していきたい。
 まず,運動前は,第一に,参加者の現状やニーズを把握し,目標を設定することが大切である。高齢者は体力に大きな個人差があり,体力のレベルに多自他運動プログラムの作成をする必要がある。言い変えるなら,まずは各参加者の機能レベルを決定し,それに即し,プログラムを決めていくのである。また自己効力感や趣味,関節可動域レベルと身体的な限界,時間的問題を分析し,個人に適したプログラムを作成していく。そして,目標を設定することは大変重要なことである。まず,参加者の長期目標を明確にする。次に,長期目標達成のための短期目標を立てる。これは,長期目標のみだとモチベーションの維持が困難であるからである。その目標はコントロール可能な「運動の習慣づけ」をして,運動習慣が身についてから,身体的変化などを目標にしていく。そして,それらの目標は,目標を達成したかわかりやすいものである方が良い。また,指導者は,参加者が不安にならないように無理なことをさせず,彼らのペースにあわせて,プログラムが進むことを伝える。さらに,若者に比べ怪我に対して敏感で,指導者が安全性を説明しても,不安を感じやすい。そのため,心理的に安全だと感じられる環境づくりも重要である。それに関連することとして,実施時間の設定が挙げられる。夏は,日中の運動は避けるべきで,朝まだ涼しい時間に行うのが良い。また,この場合も水分と糖分の摂取をするように指導すべきである。冬は,暖かい日中に汗の管理がしやすい服装を着て行うように指導する必要がある。それから,運動には楽しみや,生きがい,健康などのメリットに加え,事故や怪我,疲労などのデメリットも存在するが,それらを,できるだけなくすためにも参加者の身体機能のチェックや,問診,血圧などのメディカルチェックを行うべきである。
 次に,運動中だが,まず指導者は,常にわかりやすい指導を目指し,質問時間を十分に与え,成果が見られたら,ポジティブなフィードバックを惜しまないことが大切である。ポジティブなフィードバックによって行動が正しいことを伝えることになる。また,行動が間違っていれば,ネガティブフィードバックを行う必要があるが,その直後には修正フィードバックを行なわなければいけない。これらは,行動変容に役立ち,わかりやすく明確で,タイムリーに行う必要がある。次に,安全管理の観点から,種目,強度,環境をチェックしていかなければならない。さらに高齢者は腎機能が40〜50%に低下しているといわれ,保水力が低下し,脱水症状を起こしやすい。そのため,積極的に水分補給を定期的に行う必要がある。また,高齢者に対する,筋トレを行う時は,息こらえをさせないようにする。息こらえすることにより,急激に血圧が上昇するという,バルサルバ現象が起こるからである。そのため,強度を低強度に設定したり,呼吸をしながら行わせるために,数を数えながら行ったりするなどの方法をとるとよい。さらに,運動中の高齢者とのコミュニケーションの仕方は,注意が必要である。質問をしっかり,最後まで聞いたり,言葉遣いに気を使ったり,声の大きさや話すペースに気を使ったり,高齢者にあわせたコミュニケーションの取り方を考える必要がある。
 そして,運動の最後には何を学んできたかを復習する。そして,参加してくれたことに対して,例を言い,次回の参加を期待していることを伝える。そして,人間関係をより良くするために,参加者のことを良く見て,知り,ほめることが大切である。また,先述したように,参加者へフィードバックを行う。そして,運動をする気になって,始めた人たちを運動継続するように,動機づけをすることは,非常に重要な問題である。また,参加者の目標に関わるので記録しっかりととり,達成感を味わうことができたかをチェックする。
さらには,健康の維持増進のためには,運動だけではなく,栄養や休養も大切な要素なので,それらについても,指導をし,行うようにする。
 これまで,高齢者にスポーツを指導する上での注意すべき点を運動前,運動中,運動後に分けて説明してきた。高齢者は,一人一人の身体的な能力も違い,その個人差が大きいといった特徴がある。高齢者を指導する際は,その部分に注意を払い,一人一人に応じた,指導を行い,安全に留意し,常に柔軟な態度で,人間関係を構築すべきである。
 



スポンサード リンク



posted by レポートドットコム at 23:52 | Comment(0) | スポーツ政策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。